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浅田誠一・内出茂・小林基宏著 |
A5・162頁 / 2750円 発行年月日 : 1999年10月 ISBN : 4-7655-0347-X |
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定性分析の入門テキスト.使用器具などを図示し,実験操作の流れをフローチャート化して解説するとともに,要点や,危険を避けるために注意すべき事柄などが,ひとめでわかるよう,赤色で印刷されている(二色刷り).今回の第2版では,全面的な見直しを行い,最新のJISの内容を盛り込むとともに,SI単位の普及にあわせてモル濃度表示に改めている.
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1.実験のはじめに 1.1 定性分析とは 1.2 実験操作手順の図解とフローチャート化 1.3 簡単なフローチャート記号とその約束ごと 1.4 レポートの書き方 1.5 実験室での応急処置
2.分析の基礎 2.1 溶けるということ 2.2 沈殿するということ 2.3 溶解は平衡の一種である(溶解度) 2.4 イオン性物質の溶解性 2.5 難溶性塩の飽和溶液中の平衡 2.6 共通イオン効果と沈殿の生成 2.7 緩衝溶液 2.8 硫化物の溶解度とpH 2.9 定性分析における元素の分属
3.基本になる器具と操作 3.1 容性分析に使う器具 各自常備する実験器具類/共同で使用する実験器具類 3.2 簡単なガラス細工 ガラス管・ガラス棒の切断の方法/ガラス管の加熱の方法/簡易ピペットの自作/かくはん棒をつくる 3.3 ガラス器具の取扱い方 ガラス器具の洗い方/試験管の振り方/試薬のとり方/ポリエチレン器具の取扱い方 3.4 試薬の量のはかり方 液量のはかり方/固体試薬のはかり方/薬包紙に包む 3.5 液性を調べる 3.6 沈殿を完結する 3.7 けいしゃ(decantation) 3.8 ろ過 ろ紙の種類/ろ紙の折り方/ろ過の方法 3.9 沈殿の洗い方 洗液の量と洗浄の回数 3.10 加熱と冷却 ガスバーナー/熱の加え方/冷やし方/溶液の濃縮
4.試薬について 4.1 モル 4.2 溶液の濃度 質量パーセント/質量濃度/モル濃度 4.3 よく使われる酸・アルカリ試薬をつくる 希塩酸・希硝酸・希アンモニア水の一般的なつくり方/水酸化ナトリウム水溶液のつくり方 4.4 純水 4.5 定性分析用試薬 一般的試薬の調整方法/特殊試薬の調整方法/指示薬と試験紙
5.陽イオンの定性分析 第1属イオンの分析/第2属イオンの分析/第3属イオンの分析/第4属イオンの分析/第5属イオンの分析/第6属イオンの分析
6.陰イオンの定性分析 塩化バリウム溶液による分属/硝酸銀溶液による分属/第1属陰イオンの分析/第2属陰イオンの分析/第3属陰イオンの分析/第4属陰イオンの分析/第5属陰イオンの分析
[付録] 酸と塩基の定義/硬い酸と軟らかい酸/分属と酸・塩基の硬さ・柔らかさの関係/陽イオン分析練習用試料溶液/陰イオン分析練習用試料溶液/陰イオン検出の妨害イオン
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