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荒井康夫・安江任著 |
A5・270頁 / 4180円 発行年月日 : 2004年2月 ISBN : 4-7655-0133-7 |
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材料開発をめざす人のためのセラミックス入門書.化学と結晶学の初級レベルの理論をていねいに解説. 【主要目次】固体化学の基礎(化学結合と固体物性/結晶構造の決めかた/結晶配列の基礎/酸化物の構造/ケイ酸塩の構造/結晶の熱変化/ガラス) ファインセラミックスの合成と形態制御(ファインな技術開発/合成反応の基礎と形態制御/単結晶体の合成方法/成形と焼結) ファインセラミックスの物性(熱的性質/機械的性質/化学的性質/電気的性質/磁気的性質/光学的性質) 付表
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1 固体化学の基礎 1.1 化学結合と固体物性 1.2 結晶構造の決めかた 結晶学の基礎/X線回折法 1.3 結晶配列の基礎 イオン半径と球充填モデル/配位の形/組成と単位格子/格子エネルギー 1.4 酸化物の構造 単一酸化物/複合酸化物と酸素酸塩/固溶体と複塩 1.5 ケイ酸塩の構造 ケイ酸塩の分類/一ケイ酸塩と二ケイ酸塩/環状ケイ酸塩と鎖状ケイ酸塩/層状ケイ酸塩/3次元網状ケイ酸塩 1.6 結晶の熱変化 熱分析/熱分解/結晶転移/状態図 1.7 ガラス ガラスの生成/ガラスの構造/ケイ酸塩ガラス 2 ファインセラミックスの合成と形態制御 2.1 ファインな技術開発 ファインセラミックスの分類/高純度化/粒子形状の制御/薄膜のエピタキシャル成長/プレーナー技術と集積回路/超伝導セラミックス 2.2 合成反応の基礎と形態制御 鉱物から目的成分の分離,精製/固相反応/液相反応/気相反応 2.3 単結晶体の合成方法 融解法/水熱法/高圧法 2.4 成形と焼結 加圧成形/等圧成形/押しだし成形/流し込み成形/焼結と焼結体のミクロ構造 3 ファインセラミックスの物性 3.1 熱的性質 比熱/熱伝導/熱膨張/熱衝撃抵抗/融点 3.2 機械的性質 応力−ひずみ曲線/ヤング率と強度/高温における機械的性質/エンジニアリングセラミックス 3.3 化学的性質 耐食性/吸着性と触媒作用/バイオセラミックスと生体親和性 3.4 電気的性質 電子欠陥と電気伝導性/導体/半導体と半導体素子/イオン伝導性と酸素センサー/絶縁体/誘電体とチタン酸バリウムコンデンサー/圧電体とPZT 3.5 磁気的性質 金属の磁性/酸化物の反強磁性/フェライトの構造とフェリ磁性発現 3.6 光学的性質 光の吸収と透過/透光セラミックス/光の屈折/光ファイバー/電気光電セラミックス/ルミネッセンスと蛍光体/レーザー 付表(1.単位とその記号 2.元素の周期表 3.電子配置・原子量法)
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