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書籍詳細
 
<誰だって街を歩きたい> 道のユニバーサルデザイン
鈴木敏著
A5・176頁 / 2640円
発行年月日 : 2006年10月
ISBN : 4-7655-1707-1
 

内容紹介
【美本ございません】
身体の不自由な人や高齢者など特定の人のためのバリアフリーでなく,誰もが気持ちよく歩ける道のユニバーサルデザインの実現方法を探る。まちづくり・道づくりに取り組む行政関係者や一般市民が知っておくべき道の構成・構造・法令等の基礎知識をやさしく解説しながら,生活エリア内の街路や幹線街路の歩道のあり方を考える。歩行者が安心・安全・快適に歩ける生活街路と車両がスムーズに走れる幹線道路を分たり,幹線街路に緩衝帯を設けて駐車・待機車線を納める等々の方法も提案する。
 
目次
1話 誰でも歩けるということ
   誰だって歩きたい/ユニバーサルデザインとは/ユニバーサルデザインの七つの原則
2話 誰にでも公平で、自由に感じるまま歩ける
   誰でも公平に歩ける道/どのような歩行者にも対応できる道/感じるままに歩ける道
3話 わかりやすく、安全で、抵抗なく歩ける
   情報が得られやすい道/うっかり間違っても安全が確保される道/身体に負担を感
   じない道/広さに余裕のある道
4話 路面の段差や凹凸が円滑な通行を妨げる
   路面の段差/路面の凹凸/段差はどこまで許される
5話 路面の傾斜にも限界がある
   横方向には傾斜が必要/歩行者や車両と横断勾配の関係
6話 坂道の勾配はいくらまで許されるか
   縦断勾配と通行の関係/ユニバーサルデザインを考慮した縦断勾配
7話 車道のない道路の幅員
   歩行者専用道路に必要な幅員/歩行者と自転車の混合交通道路(自転車歩行者専用道路)に必要な幅員/歩行者と自   転車と自動車とが混在する道路に必要な幅員
8話 歩道と車道の幅員
   歩道の幅員/自転車道の幅員/自転車歩行者道の幅員/車道の車線幅
9話 市街地を走る道
   街路とは/街路の機能/街路の分類
10話 歩行者が優先される街路
   生活街路と幹線街路/生活街路のユニバーサルデザイン
11話 歩道と車道が分離されている街路
   自動車優先の歩車分離道路/幹線道路には自転車道が必要
12話 歩道と車道の間に緩衝帯を設ける
   円滑な通行を促す緩衝帯/緩衝帯スペースの確保/緩衝帯を利用する施設
13話 譲り合いこそがユニバーサルデザイン
   ユニバーサルデザインの背景にあるもの/工夫や譲り合い
14話 生活街路のユニバーサルデザイン(1)――車の入らない道
   歩行者専用道路/歩きやすくするための配慮/道の情報はわかりやすく
15話 生活街路のユニバーサルデザイン(2)――歩行者と自転車の道
   自転車の速度制限/歩行者専用スペースの確保/駐輪スペース
16話 生活街路のユニバーサルデザイン(3)――歩行者と車両が共用する道
   生活街路では車両速度の規制が必要/歩車共存道路
17話 幹線街路のユニバーサルデザイン(1)――歩行者と自転車のスペース
   歩道と自転車歩行者道/自転車道
18話 幹線街路のユニバーサルデザイン(2)――車のためのスペースと緩衝帯
   車道/緩衝帯
19話 コミュニティゾーンが街路のユニバーサルデザインを実現する
   安心して歩ける生活街路/コミュニティゾーンを指定する

参考文献
Copyright