gihodo shuppan
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書籍詳細
 
海生生物汚損対策マニュアル
電気化学協会海生生物汚損対策懇談会編
A5・250頁 / 4400円
発行年月日 : 1991年3月
ISBN : 4-7655-3125-2
 

内容紹介
【在庫ございません】
海水は冷却水,原料として,海は生産,輸送,レクリエーションの場所として大いに利用されているが,常に汚損と腐食の問題がつきまとい,そこには生物が直接,間接に関与している.本書は,汚損と腐食に対処するため,化学,機械,金属の専門家が海生生物のABCを知り,また生物の専門家が腐食・防食関係の基礎知識をマスターできるように作成されたマニュアルである.
【主要目次】海水およびその利用システム/汚損生物/海水利用に伴う汚損被害/汚損対策/海水腐食とその対策
 
目次
海生生物汚損対策マニュアル

第1章 海水およびその利用システム
1.1 海水
1.1.1 海水中の主要物質
1.1.2 海水の塩分測定
1.1.3 海水中の微量成分
1.1.4 海水中の有機物質
1.1.5 海水の特性
1.1.6 人工海水
1.2 海水利用システム
1.2.1 海洋構造物
1.2.2 臨海発電所
1.2.3 海水淡水化プラント
1.2.4 LNG気化器
1.2.5 海洋エネルギー発電システム
1.2.6 海水揚水発電所
1.2.7 製塩
1.2.8 水産養殖システム
1.3 船舶
1.4 海水取放水施設
1.4.1 取水方式
1.4.2 スクリーン
1.4.3 循環水ポンプ
1.4.4 ポンプウェル,ポンプ室
1.4.5 循環水管
1.4.6 バタフライバルブ
1.4.7 伸縮継手
1.4.8 放水方式
1.5 復水器

第2章 汚損生物
2.1 微小汚損生物
2.1.1 バクテリオファージ
2.1.2 細菌類
2.1.3 真菌類
2.1.4 藍藻類
2.1.5 微小藻類
2.1.6 付着珪藻類
2.1.7 原生動物
2.2 大型汚損生物
2.2.1 海草類
2.2.2 海綿類
2.2.3 ヒドロ虫類
2.2.4 ミズクラゲ
2.2.5 管棲多毛類
2.2.6 苔虫類
2.2.7 ムラサキイガイ
2.2.8 カキ類
2.2.9 ヨコエビ類
2.2.10 ワレカラ類
2.2.11 フジツボ類
2.2.12 ホヤ類
2.3 汚損生物の調査・試験法
2.3.1 付着細菌の調査・試験法
2.3.2 大型汚損生物の調査法
2.3.3 生物検定法

第3章 海水利用に伴う汚損被害
3.1 大型汚損生物による汚損被害
3.1.1 海水導水路の汚損被害
3.1.2 熱交換器の汚損被害
3.1.3 海洋構造物の汚損被害
3.1.4 船舶の汚損被害
3.2 スライムによる汚損被害
3.2.1 流動阻害
3.2.2 伝熱阻害
3.2.3 腐食

第4章 汚損対策
4.1 汚損防止
4.1.1 機械的方法
4.1.2 物理的方法
4.1.3 化学的方法
4.1.4 防汚塗料
4.1.5 生物的方法
4.2 汚損除去
4.2.1 スポンジホール洗浄
4.2.2 ブラシ洗浄
4.2.3 ゴム弾打ち
4.2.4 ウォータジェット洗浄
4.2.5 逆洗
4.2.6 水抜き清掃
4.2.7 水中クリーニング
4.2.8 潜水作業
4.3 設計時における対策
4.3.1 貝代
4.3.2 流速
4.3.3 温水処理
4.3.4 干出
4.3.5 淡水処理
4.3.6 材質と表面粗度
4.3.7 塗装
4.3.8 のぞき窓

第5章 海水腐食とその対策
5.1 材料
5.1.1 海洋構造物および港湾施設材料
5.1.2 船舶材料
5.1.3 海水取放水管路材料
5.1.4 海水配管材料
5.1.5 熱交換器用材料
5.1.6 養殖施設用材料
5.1.7 ポンプ用材料
5.2 腐食
5.2.1 電位-pH図(プルベー図)
5.2.2 電気化学的腐食機構
5.2.3 腐食の局部電池機構
5.2.4 アノード(陽極)とカソード(陰極)
5.2.5 酸素拡散限界電流密度
5.2.6 腐食量,腐食度,侵食深さ,侵食度
5.2.7 電極電位
5.2.8 基準電極,照合電極,比較電極
5.2.9 分極
5.2.10 分極曲線
5.2.11 鉄鋼の腐食
5.2.12 銅合金の腐食
5.2.13 アルミニウムおよびアルミニウム合金の腐食
5.2.14 チタンの腐食
5.2.15 ニッケルの腐食
5.2.16 その他の金属の腐食
5.2.17 異種金属接触腐食
5.2.18 コンクリートの腐食
5.3 防食
5.3.1 電気防食
5.3.2 溶射
5.3.3 亜鉛めっき
5.3.4 ライニング
5.3.5 塗装
5.3.6 化成処理
5.3.7 下地処理
5.3.8 酸洗
5.3.9 サンドブラスト
5.3.10 不動態皮膜
5.3.11 復水器管の防食
5.4 検査技術
5.4.1 定検
5.4.2 定修
5.4.3 ROV(remotely operated vehicle)
5.4.4 非破壊検査
5.4.5 水中非破壊検査
5.4.6 超音波探傷試験
5.4.7 磁気探傷試験
5.4.8 放射線透過探傷試験
5.4.9 エディ・カレント試験,渦流探傷試験
5.4.10 浸透探傷試験
5.4.11 付着モニター,付着厚さ測定
5.4.12 腐食深さ
5.4.13 分極抵抗値
5.4.14 付着物量
5.4.15 汚れ係数
5.4.16 塗膜
5.4.17 表面
5.4.18 真空度
5.4.19 水質
5.4.20 汚れ計
5.4.21 モデルコンデンサー

参考図書

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