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書籍詳細
 
実務者のための水防ハンドブック
国土交通省国土技術政策総合研究所監修/水防ハンドブック編集委員会編
A5・318頁 / 4950円
発行年月日 : 2008年10月
ISBN : 978-4-7655-1739-3
 

内容紹介
水防活動に関係する川の基礎知識,災害危険性の見方,水防体制,水防工法,水防ノウハウ,改正水防法について分かりやすく記述した書。とくに水防工法(43工法)に関しては,現地で効果的かつ効率的に実施できる水防ノウハウを図面と文章で具体的に解説した。水防に携わる水防・消防団員,消防署職員,自治体職員,自衛隊員,ボランティアなどの方々にとって,非常に参考となる水防のノウハウ集である。
 
目次
序章 なぜ水防が重要か

1章 水防体制の変遷
1.1 「水防」の思想と治水
1.2 治水の歴史
1.3 明治以降の水防体制・水防法の変遷
1.4 水災防止体制の課題
1.5 近年における水防体制の変遷

2章 川の基礎知識と災害危険性の見方
2.1 川の基礎知識
2.2 堤防と河川施設
2.3 国土・河道の特徴
2.4 大雨と洪水
2.5 洪水の挙動
2.6 洪水に伴う土砂の動き
2.7 災害発生要因
2.8 災害危険性の見方
2.9 破堤・氾濫・災害復旧

3章 水害の発生状況と治水対策の動向
3.1 戦後の水害被害
3.2 近年の水害の特徴
3.3 堤防整備と水文情報伝達
3.4 治水計画の策定
3.5 治水政策の動向

4章 水防活動にあたって
4.1 重要水防箇所
4.2 水防警報
4.3 洪水予報・特別警戒水位
4.4 水位に応じた対応
4.5 資器材入手・重機の利用
4.6 水防協力団体
4.7 自衛隊による活動支援

5章 水防工法
5.1 水防材料
5.2 水防工法選択の意思決定
5.3 水防工法のいろいろ
5.4 応急対策工法
5.5 機械水防
5.6 都市域における水災防止対策・水防工法

6章 水防以外の活動
6.1 堤防等の巡視・点検
6.2 住民への情報伝達
6.3 避難・誘導

7章 水防ノウハウ
7.1 事前対応
7.2 水防活動にあたって
7.3 水防工法のノウハウ
7.4 新しい水防資器材
7.5 その他のノウハウ

8章 水防体制のあり方
8.1 水防計画
8.2 水防協議会と水防連絡会
8.3 水防訓練
8.4 水防倉庫
8.5 水防団員の処遇
8.6 財政援助

9章 水防活動実態
9.1 アンケートにみる活動実態
9.2 水防活動先進事例
9.3 近年の水害における活動実態

10章 地域社会における水防への取り組み
10.1 洪水ハザードマップの作成
10.2 災害時要援護者への配慮
10.3 地下街等での避難確保計画の策定
10.4 地域社会における自主的な防災組織等の現状

11章 より良い水防活動へ向けて
11.1 水防活動の環境改善に関する方策
11.2 水防知識・技能の伝承,修得の促進に関する方策

12章 水防用語集
12.1 河川関係用語
12.2 水防関係用語
12.3 水防工法用語

巻末 水防法/水防法施行規則
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